『アルジャーノンに花束を』完結しました。

突発的に始めた『アルジャーノンに花束を』。
おかげさまで完結いたしました。

数多く色んな方に書かれた司の記憶障害ネタ。
原作に嵌ったばかりの頃、このネタを使っている方の多さに、正直びっくりしました。
このエピソード自体、原作にはあまり必要のないものだと思っていたからです。
何だかとって付けたようで、集英社お得意の、人気のある漫画の連載を終らせない為の、引き伸ばしネタにしか思えませんでした。
しかし、皆様の書かれた記憶障害ネタを扱った小説を読んで、
このネタが凄まじくおいしいと気付いたんです（笑）
ただ、あまりにも書き尽くされている為に、私が今更書くのもな～と思ってたんですね。
でも、やっぱり書きたかった。
書くなら私なりのものにしたかった。
そして生まれたのが『アルジャーノンに花束を』でした。
このタイトルにしたのは、たまたまネット検索して見つけたからだったんですが、なんとなく合ってるかな～と、まァそれだけだったんですが（笑）
息子の巧は、最初は別の話で生まれました。その話では、５歳だったんですが、設定は同じつかつくの子供です。この子を出したかったのも、この話を書き始めたきっかけでした。
顔は司の遺伝子をもろに受け継いで、頭はつくしに似て、優秀です（笑）
この後の話は、オリジナルに近くなってしまうので書きませんが、両親の事はとても愛している子なので、きっと司ともいい関係を築いていくと思います。

長編というより、中編といった感じでしたが、無事完結できてほっとしています。
記憶障害ネタは、また別ので書きたいですね。

次回のUPは『鳥籠』になると思います。
こちらは、まだまだ終りません（笑）もうちょっとお付き合いください。