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好きなもの、思い付いたもの、 徒然なるままに書きなぐり。
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こそっとしたリクエストにお答えいただき、ありがとうございます!
さんざん悩んだ末、今回はSSにいたしました。
月シリーズの番外編。数年後の二人です。

タイトル「百万回生きた猫」
もう説明する必要もないほど有名な絵本です。
私は義姉から貰ったのですが、小さかった子供に読んで聞かせても、彼には気に入ってはもらえなかったらしく、そのまま本棚に埋もれていました。
この前、整理していた時に懐かしくて読んだのですが、改めて読んでみると、とらねこが司に見えて仕方がなかったんですね(笑)
たくさんの飼い主に可愛がられたのに、誰も愛さず、自分だけが好きで、周りはそんなとら猫をちやほやもてはやす。
でも白猫だけは知らん振り。何とかとら猫は白猫を振り向かせたくてあれやこれやとしますが、結局は素直に自分の気持ちを語ります。

「そばにいてもいいかい?」

この言葉。
どんな恋愛小説の愛の言葉も敵わない、この言葉。
何も求めず、ただ愛する人の側にいることを望んだとら猫の言葉は、司がつくしの側にいることを望んだのと同じように感じました。
そう思った時に、一気にこのSSが生まれました。

息子の巧は、最初別の名前にしようと思っていたんですが、『アルジャーノン』で叶わなかった父子の触れ合いを書きたくて、『巧』にしました。

愛されるだけでなく、愛することもしなければ、何度繰り返してもその生は空虚なものです。
この絵本、大人の絵本と言ってもいいようにすら思うのですが、人と人との関係が希薄になっている現代に、何かを問いかけているようにも思えます。
子供を持っていろんな絵本を見てきましたが、溢れかえる大人の読む本よりも、絵本の方が、簡潔に率直に大切な事を語っていることが多いですよね。
時折、児童コーナーに寄っては、手にとって読んでいます。
できれば息子も、もっと読んでほしいんだけどなぁ(笑)


ところで、剣は印刷関係の仕事をしているので、11月と12月はおっそろしいくらいに忙しいです。
ので、ちょっとこの後、UPの期間が空いてしまうかも知れません。
妄想は止まらず、創作意欲は常にあるんですが、ちょっとお時間をください(^^;)
WEB拍手のお返事も溜まっててすみません!
今夜か、明日にはお返事いたします!

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コメント
初めまして
初めまして(⌒0⌒)

いつも楽しく読ませて頂いてます♪

“百万回生きた猫”を読まさせて頂こうと思ったのですが…見当たらなくて( ̄▽ ̄;)

教えて頂けますか??
【2007/11/23 21:53】 NAME[] WEBLINK[] EDIT[]


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